【就活の闇】20卒が納得できなかったWebテストの不正の話
【就活の闇】20卒が納得できなかったWebテストの不正の話
みなさん、こんにちは。なまけものです。
梅雨が明けてから暑すぎますね、、、
今回は20卒のなまけものが、就活中どうしても納得できなかった”Webテストの不正”の話を記事にしていきたいと思います。
はじめに
本記事は、あくまでなまけもの個人のWebテストに対する考え方を述べております。特定の企業、人物を誹謗中傷しているわけではないことをご理解ください。
そもそもWebテストとは?
就活におけるWebテストとは、企業が本試験やインターンシップの選考の際に利用している採用テストを指します。
就活を行うほとんどの大学生がこのWebテストを受験することになります。
基本的にWebテストでは、短い制限時間内に処理能力、言語能力が試され、その対策期間は最低でも1ヶ月は必要と言われています。
企業が採用活動の際に利用する採用テストのこと。
→処理能力、言語能力などが試される
→対策期間は最低でも1ヶ月は必要と言われている
主要Webテストの種類
Webテストは、SPI、ENG、玉手箱、GAB、TG-WEBの5種類が主要です。
「テストセンター(テスト会社が用意した会場)に出向いて、パソコンでSPIを受検する方式」と「自宅などのWi-Fi下であればどこでも受験が可能な方式」があります。
SPI、ENG、玉手箱、GAB、TG-WEBが主要
→テスト会場で受験する方式とどこでも受験可能な方式がある
Webテストの不正
Webテストとは何かがわかったところで本題に入っていきましょう。
僕が納得できなかったのは、後者の「Wi-Fi下であればどこでも受験が可能なWebテスト」です。
どこでも受験が可能であることは、誰からも監視されることはないということを意味します。
そのため、この形式のWebテストでは”不正が蔓延”してしまっているのです。
ではどのようにして不正は行われているのか?
Webテストの不正には以下のようなものがあります。
Webテストの不正
1.Webテスト回答集の使用
2.Webテスト代行業者が受験
3.友達が受験
1つずつ簡単にご説明します。
1.Webテスト回答集の使用
基本的にWebテストの問題は使い回しです。(何年間も同じということはありません)
そのため、先に受験した就活生が受験問題をキャプチャして回答集を作成することができます。こうして完成したWebテスト回答集を就活生が購入し、事前にWebテストの答えを知るという不正行為です。
なまけものが先ほど調べたところ、6000円ほどで販売されていました。
2.Webテスト代行業者が受験
Webテストの代行を行う業者が存在します。
言葉の通り、就活生が受けなければならないはずのWebテストを代行して受験するというサービス内容です。
驚くべきはその代行費用で、10000~30000円ほどのものがありました。
Webテスト代行は、電磁的記録不正作出及び供用の罪に当たるのではないかとも言われています。
3.友達が受験
こちらも言葉通り、友達にWeb受験を依頼するいわゆる替え玉受験です。
すでにWebテストの勉強を一通り終えた友達、もしくは自分よりも明らかにWebテストが得意な友達に頼んで受験してもらうという不正行為です。
インターンに参加した際、この不正を行なっている班のメンバーがいました、、、
就活生は本当に不正をしているのか
では、現在就活中の就活生(20、21卒)は本当にWebテストで不正を行なっているのでしょうか?
いくつかツイッターより引用します。
さっき大学の友達にインターンWebテスト手伝ってもらったから飯奢ってきた、金ないくせに強がりなとこあるから困る。
就活のオンラインテスト、みんな自分の周りの強い人を総動員して解いてもらう人脈ゲーのテスト
WebテストFラン大学生の私は 3問しかわからなかったけど 現役東大生投入したら、 すごかった 恐るべし ありがとうございました
指定校のやつにWebテストやってくれって頼まれたからそのぐらい自分でやれ◯ーカってなって断った
流石にSNSに書き込む人はいないか、、、と思っていたのですが、やはり一定数はいるようです。
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なまけものが納得できない点
僕は「就活生がWebテストの不正を行うこと」については容認も否定もしません。
不正を行うか否かは、その就活生の倫理観や道徳観次第であり、僕が仮に否定したとしてもそれは”価値観の押し付け”になってしまうからです。
では、何に納得できないのか?ということですが、それは”不正対策を行わない企業の姿勢”です。不正に対し策が講じられない=黙認していると考えてしまいます。
就活生1人1人の人生がかかっているわけですから、企業にはせめてWebテストくらいは公正に取り組める環境を作って欲しいと思います。
不正に対しての友人の考え
この記事を書くにあたり友人たちと”Webテストの不正”について話をしたのですが、容認派の一人が面白い考えを出していたのでご紹介します。
その友人曰く、「WebテストはNARUTO-ナルト-の中忍試験のようなもの」 だから不正は黙認されているそうです。笑
(中忍試験がわからないという方はこちらをお読みください。)
彼の話を要約すると、企業は「(Webテストの)不正をあえて黙認し、手段にかかわらずその就活生が合格点に達することができるかだけを試している」とのことでした。*あくまで友人個人の意見です。
個人的にすごく好きな意見です(笑)
WEBテストの不正への対抗手段は??
では、最後に『WEBテストの不正』への対抗手段をご紹介します。
「不正をするような就活生には負けたくない!」という方はご参考にしてみてください。
1.ひたすら自分で勉強する
上記でご説明した『回答集の使用』『代行業者への依頼』『替え玉受験』には、企業にバレるという危険が常に付きまといます。
最近ですと、「本人がWEBテストを受けているか確認するため、カメラをONにさせ監視する」なんて企業もあります。
ともすれば、手っ取り早い対抗手段は自分で必死に勉強する方法しかありません。
WEBテスト対策本は1000円~2000円くらいですので、代行者に頼むよりもはるかに安いです。
WEBテストの勉強が無駄になるなんてことはないですので、まずは自分で勉強しておきましょう。
僕はこのシリーズで勉強しておりました。
Webテスティング(Spi3)・cubic・tap・tal 編 これが本当のwebテストだ! 3 2022年度版 本当の就職テスト / SPIノートの会 【本】 価格:1,650円 |
友達の入社した企業では”入社前にWEBテストを受けさせ、その点数で配属部署を決める”なんてこともありました笑
やはり勉強しておいて損はありませんね。
2.WEBテストが選考に無い企業を受ける
究極の方法は”WEBテストが無い企業の選考を受ける”ことです。
テストセンターやオフィスでテストを受けさせる、もしくはそもそも選考にテストが無い企業なんて大手であろうがベンチャーであろうがいくらでもあります。
「不正をする人とは一緒に働きたくない!」と考える人は、こんな方法をとることもできます。
なお、最新の各企業の選考情報は”就活ノート”で知ることができます。
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さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は”Webテストの不正”について記事を書かせていただきました。
皆さんは、このWebテストの不正についてどう考えますか?
ぜひコメントにてお教えいただければと思います。
それではまた!
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