グループディスカッションの評価項目と目立つ方法をご紹介!
グループディスカッションの評価項目と目立つ方法をご紹介!
みなさん、こんにちは。なまけものです。
就活をする上で避けては通れない選考の一つに"グループディスカッション"があります。
通常の面接とは異なり、複数人の就活生が提示されたテーマに沿って意見を交換し合うため、グループディスカッションでの立ち振る舞いや場の回し方がわからないという就活生も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、数々の選考を勝ち抜いてきたなまけものが、現在就活中の方に向け「グループディスカッションの評価項目」と「グループディスカッションで(良い意味で)目立つ方法」をご紹介していきます。
グループディスカッションに苦手意識を持つ就活生も、この記事を参考にして克服していきましょう!
1.そもそもグループディスカッションとは?
グループディスカッションとは、企業が集団の中での就活生の立ち振る舞いを確認するために行う選考方法の一つです。
グループディスカッションの基本的な流れは以下のようになっています。
グループディスカッションの基本的な流れ
①企業側がテーマ(お題)を提示
②個人でテーマについて考える
③グループ内で個人の意見を発表する
④グループとしての意見をまとめ発表する
グループディスカッションが苦手な人は、この④グループとしての意見をまとめ発表するのフェーズが苦手ということがほとんどかと思います。
僕も最初はグループディスカッションが本当に苦手でした笑
2.グループディスカッションのテーマ例
本題に入る前に、僕が実際にグループディスカッションで提示されたテーマの例をご紹介します。
企業名を出すことは禁止されているので、ご理解ください。
グループディスカッションのテーマ例
・中古パソコンの売上を3ヶ月で2倍に増やす施策
・原宿のカフェの売上を2倍に増やす方法
・◯◯(大手広告代理店)の新規事業の立案
・社会人に必須だと思う能力とその理由
・日本の総理大臣になってほしい芸能人 etc...
見て分かる通り、企業ごとにテーマのクセがありますねよね。
ビジネス色の強いものから一風変わったおもしろ系までグループディスカッションのテーマは様々です。
3.グループディスカッションの評価項目
ではいよいよ、本題に入っていきます。
グループディスカッションで目立つ就活生になるために、まずは採用担当者が評価するポイントを理解しておきましょう。
グループディスカッションにおいて、採用担当者が就活生を評価するポイントは以下の4つです。
①協調性 ②積極性
③傾聴力 ④発言力
→採用担当者はこの4つのポイントを見ている!
1ずつ詳しく説明していきます。
①協調性
協調性=「どうすればグループに貢献できるか」を考えて発言、行動することです。
グループディスカッションにおいて、何よりも大切なことは「グループ全員で受かる」というマインドです。
経験上、「自分1人が絶対受かってやる!」というマインドの就活生はグループの和を乱し、浮いてしまいます。
自分ひとりの力でディスカッションを良いものにしようと考えるのではなく、グループメンバーと共に良案を練り上げることが大切です。
②積極性
積極性=より良いディスカッションにするために働きかけることです。
勘違いしている就活生が多いのですが、自身でグイグイ話し合いを進めることが積極性のアピールになるとは限りません。
話していないグループメンバーに話をふる、わからなかったことを質問するなどのちょっとした行動でも十分積極性は評価されます。
かなり極端な話をするとディスカッションに参加しない、テーマに関係ない話ばかりする、窓の外を眺める等の進行に悪影響を与える行動はNGですのでご注意ください笑
③傾聴力
傾聴力=相手を理解しようと努めることです。
少々わかりにくいので、こちらも例を挙げて説明します。
例えば他のグループメンバーが発言している際、メモを取らず頭の中ではなにか別のことを考えている。なんて経験はないでしょうか?
話自体は耳に入っていても、相手に寄り添って発言を理解しようとしていませんからこちらはただ「聞いている」状態です。
では今度は同じ場面において、熱心にメモを取り、話し終わった際に疑問点や自分の認識で合っているかを確認するというような行為をしたとします。
こちらは当然、相手の発言を理解しようとしているわけですから「傾聴している」状態と言えます。
ただ「聞く」のではなく、「傾聴する」姿勢を見せることによって採用担当者から評価されます。
④発言力
発言力=自分の意見をわかりやすく伝えられる力です。
ダラダラと話し続けるのではなく、短い時間でいかに相手にわかりやすく伝えられるかが鍵です。
4.グループディスカッションで目立つ方法
数十回のグループディスカッション選考を受けてきたなまけものが考える、誰でもできるグループディスカッションで目立つ方法は2つです。
グループディスカッションで目立つ方法
・ディスカッションをしやすい雰囲気を作る
・自分の役割+αの働きをする
ディスカッションをしやすい雰囲気を作る
周りが発言しやすい雰囲気作りを作れる。ということは”周囲が良く見えている”とも言い換えることができます。
自分のことで精一杯な人にはこのような働きかけはできません。
グループディスカッションに参加する就活生の多くは、緊張している人がほとんどです。始まる前のコミュニケーションやディスカッション中の周りへの気遣い、時には小ボケを入れてみるのもいいと思います。
自分の役割+αの働きをする
自分の役割+αの働きをするというのは、分担し指示された作業に自分なりのスパイスを加える。もしくは終わっていないメンバーの作業を手伝うなどが挙げられます。
ただ指示された作業ができたらOKと考えるのではなく、
「この情報もつけ足しておくと議論が円滑に進むのではないか」
「この表現をこう変えるとわかりやすく伝わるのではないか」
など、ただ作業としてこなすのではなく自分の色を出すことが重要です。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
よくグループディスカッションは「議論を進めるリーダーが受かる」「発表した人がいい評価をされる」なんて噂されますが、そんなことは決してありません。
「チームに貢献しようという姿勢が見えるか」が何よりも重要ですので、そのことを忘れずに取り組んでいきましょう。
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