【面接官が語る】就活生がWeb面接で気を付けるべきこととは?
【面接官が語る】就活生がWeb面接で気を付けるべきこととは?
みなさん、こんにちは。なまけものです。
今回は某企業で採用担当を3年務めているYamaさんに”就活生がWeb面接で気を付けること”をお聞きしていこうと思います。
Yamaさん、今日はよろしくお願いします。
初めまして!Yamaと申します。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
なまけものさんの記事を通して、少しでも就活生たちのお力になれたらと思います。
この記事では、現役面接官のYamaさんに”就活生がWeb面接で気を付けること”をお話ししていただきます。
すでにWeb面接を経験した就活生の方はお分かりかもしれませんが、通常の面接と比べてWeb面接ははるかに難しいです。
しかし、Web面接もしっかりと対策を練ることで上達していきます。
「Web面接でうまく話せるようになりたい」
「Web面接のコツを知りたい」
そんな悩みを抱える就活生はぜひご参考にしてみてください!!
Web面接とは
Web面接とは、言葉通り『オンラインで行う採用面接』のことを指します。
通常の面接は対面で行うのに対し、Web面接はパソコンやスマホを用いて面接官と面接を行います。
なまけものはこのWeb面接がとーっっっても苦手でした笑
Web面接と通常の対面面接の異なる点
【Web面接】と【通常の対面面接】で異なる点は大きく分けて以下の3つです。
【Web面接】と【対面面接】の違い
■オンライン(ネット環境下)で行う
■基本的に1対1で行う
■カンペを用意できる
対面面接には集団面接と個人面接の2種類がありますが、Web面接はオンライン上で基本的に1対1で行います。
また、カンペを目の見える場所に置いておけるというのがWeb面接の特徴です。
なお、面接をするにあたっての見た目のチェックはこちらの記事でご確認ください。
Web面接で気を付けること
それではお待たせいたしました!
ここからは現役面接官のYamaさんに”Web面接で気を付けるべきこと”をご説明していただきます。
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①笑顔で面接に臨む
Web面接で気を付けるべきことの1つ目は、”笑顔で面接に臨む”ことです。
通常の面接にも通じることではありますが、笑顔で受け答えができる就活生は面接官に「明朗」「快活」といったプラスの印象を与えます。
みなさん既にご存じかもしれませんが、面接での印象は採用の可否に大きく影響します。
初対面の人と画面越しで話すのは緊張するかもしれませんが、最低限笑顔でいることは意識して面接に臨みましょう。
②面接官と目線を合わせる
2つ目に気を付けるべきポイントは、”面接官と目線を合わせる”という点です。
意外かもしれませんが、画面越しであっても人と目を合わせられない就活生が一定数います。
こうした就活生に出会うと、「あれ?この子は人と話すことが苦手なのかな?」と心配になってしまいます。
特に接客業や営業職では、”面接官の目を見て話す”ことができないと評価を下げる企業がほとんどです。
どうしても目を見て話すことが苦手だという就活生には、「話す相手の鼻の付け根のあたりを見る」ことを推奨します。
③カンペだけに頼らず自分の言葉で話す
続いて3つ目にお話ししたいのが、Web面接において”カンペに頼りすぎないこと”が大切ということです。
Web面接はパソコンで行うという就活生がほとんどかと思います。
あらかじめ質問されそうなことを付箋などにまとめておき、画面に貼っておくという就活生も多いのではないでしょうか?
話すことを忘れたときのためにそのような備えをすることは大変すばらしいのですが、貼ってあるメモ(カンペ)に書いてあることだけを話す人もいます。
正直に言いますと、カンペに書いてあることを読んでいるだけの就活生からは、”熱意”や”本気度”が伝わりづらいです。
面接官は面接を通じて、その就活生が素の姿で「この会社で活躍できるのか?」「チームになじむことはできるのか?」を見ています。
そんなときにあらかじめ考えてきたことを話すだけでは、素の姿はおろか熱意や本気度は伝わりませんよね。
カンペは話すことの大枠を書くだけにとどめ、普段から質問に対して複数のエピソードを話せるように練習していくことをおすすめします。
④ネット環境と緊急連絡先を事前に確認する
就活生が見落としがちな気を付けなければならないことは、”ネット環境と緊急連絡先の確認”です。
Wi-Fiが通ってさえいればWeb面接ができると考える人も多いでしょうが、通信環境や回線速度が遅いと面接時に急に停止したりカクカクして表示されることがあります。
あらかじめきちんとWi-Fiが届く場所でWeb面接に臨む、回線速度を上げるためにパソコンの設定を変更するなどといった準備が必要です。
また、もしも仮に面接の途中で続行が不可能となったときのために、面接をする企業の緊急連絡先を確認しておきましょう。
急にWeb面接が中断されたのに何の連絡もなしでは、「志望度が低いから連絡をしてこないのかな」と思われる可能性もあります。
⑤身だしなみを整える
これは言われなくても、みなさん気を付けているとは思いますが、Web面接であっても”身だしなみを整える”ことを意識しましょう。
画面越しであっても、シャツやスーツのシワは意外と見えています。
対面面接ではそんなこと絶対にしませんよね?笑
服装だけでなく、寝ぐせや姿勢に至るまで、身だしなみには特に気を付けるべきです。
まとめ
では最後に、本日現役面接官のYamaさんから教えていただいたことをまとめたいと思います。
【就活生がWeb面接で気を付けるべきこと】
①笑顔で面接に臨む
→面接官にプラスの印象を与えることができる
②面接官と目を合わせる
→特に接客業や営業職は注意
③カンペに頼りすぎず自分の言葉で話す
→カンペ通りでは熱意や本気度が伝わらない
④ネット環境と緊急連絡先を確認する
→Web面接に適した環境を整える、不測の事態に備える
⑤身だしなみを整える
→パソコン越しでも細かいところまで見られている
Yamaさん、今回はありがとうございました。
最後に、これを読んでいる就活生たちに向け一言お願いします。
慣れないWeb面接に苦戦する就活生でも、経験を積むことによって上達していきます。
「自分が将来なりたい姿」に近づくためにはどう行動したらいいのかを考えて、この就活期間を過ごしていただきたいです。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。