実体験から内定者インターンのメリットとデメリットをご紹介!
実体験から内定者インターンのメリットとデメリットをご紹介!
みなさん、こんにちは。なまけものです。
今回のテーマは『内定者インターン』です。
一般的には、インターンシップ(インターン)とは企業が採用活動の一環として行うものを指します。最近では就職活動が早期化していることから、インターンを開催する企業は増えてきています。
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今回は現役就活生が参加するインターンとは異なる、『内定者インターン』について記事を書いていきます。
就活を終えた内定者がなぜ再びインターンに参加するのでしょうか?
実際に内定者インターンを半年間行った僕が『内定者インターンのメリット・デメリット』をご紹介していきますので、興味のある方はぜひご一読ください。
内定者インターンとは
内定者インターンとは、”企業が内定者を対象として実施するインターンシップ”のことを言います。
内定取得後の大学4年生には、(単位さえ取れていれば)6~8ヶ月程度の自由な時間が生まれます。その時間を使い、同期より早く仕事を覚えたい、入社後は即戦力になりたいという考えを持つ学生が内定者インターンに参加します。
内定者インターンの内容としては、実務を任せる企業もあれば実務のアシスタント役、広報担当、人事を担当させる企業もあります。
企業側のメリットは?
『内定者インターン』は内定者だけでなく、企業側にもメリットがあります。
主なメリットは以下の2つです。
・内定者の早期育成
・内定者の内定辞退防止
先ほども申し上げた通り、就活を終えた内定者たちには6~8ヶ月程度の自由な時間が生まれます。その時間を内定者インターンに使ってもらうことにより、自社サービス・業務の理解、ビジネスマナーの教育といったような人材育成を早期から始めることができます。
また、この内定者インターンは内定辞退の防止策、いわゆる内定者フォローにもなり得ます。オフィスに来て業務を体感してもらうことによって、想像していた仕事と実務とのギャップをなくすことができるだけでなく、社員との交流を持たせることができるでしょう。
内定者側のメリット
では、本題に。
半年間、僕が実際に内定者インターンをしてみて感じたメリットをご紹介してきます。
メリット1.業務への理解が深まる
内定者インターンをすると、確実に”業務への理解”が深まります。
僕の場合は「大学の専攻分野」と「内定先の職種」が全くと言っていいほど別であったため、専門知識がほとんどない状態でインターンを始めました。始めたばかりの頃は業務どころか専門用語を覚えるのに必死だったのですが、今では「〇〇お願いできる?」と言われても対応できるようになりました。もちろん、『なぜ今この仕事をしなければいけないのか。』『この仕事をすることにより何ができるようになるのか。』といったところまで理解できるようにもなります。
メリット2.入社前に人間関係を築ける
”入社前に職場で人間関係を築ける”というのも大きなメリットです。
社員さんとの交流を通じ、「この疑問はあの社員さんに質問すれば解決できるだろうな」ということがわかるようになり、効率的に仕事に取り組めます。入社前に社員さんたちと良い人間関係を築くことが出来れば、入社後もスムーズに仕事に入れますね。また、仕事だけではなく残りの大学生活についてのアドバイスをもらえたり、入社前にやっておいたほうがいいことなども教えてもらえます。「聞いておいて良かったな。」と思うことも多いです。
メリット3.社会人マナーが身に付く
特別な研修を受けずとも、”最低限の社会人マナーは身に付きます”。
特に『丁寧なコミュニケーション』が自然と身に付きます。社員さんに報告や連絡をする際は、まずは結論、次に理由、そして最後に経過の順で伝える。話を聴く際は必ずメモを取る、疑問や不明点はその場で質問する、復唱して確認を行うなどビジネスシーンで必須とも言えるマナーを習得することが出来ます。
内定者側のデメリット
あくまで個人的な意見ですが、”自分から希望して”内定者インターンに参加するという人であれば、デメリットはほとんどないかと思います。
しかし、唯一デメリットになり得るかなというものが見つかったので、以下でご紹介します。
デメリット.自由な時間が制限される
誤解が生まれぬように先に言っておきますが、深夜まで働かされるという意味ではありません。
インターンに参加する日数にもよりますが、”自由な時間が制限される”というのは、一般的な内定者(大学4年生)と比べて自由な時間が少なくなるという意味です。内定者インターン生とはいえ出社時間、退社時間は決まっています。したがって、夜遅くまで遊び歩く、急な友達からの誘いに乗るなんてことはまず出来ないと考えたほうがいいです。休みの日は可能かもしれませんが、「残りの大学生活を遊び尽くしたい!」という方には内定者インターンはおすすめできません。
まとめ
では最後のまとめに移りたいと思います。
内定者インターンとは
→企業が内定者を対象として実施するインターンシップ
内定者インターンの内容
→企業によって様々(例:実務、アシスタント役、広報など)
内定者インターンのメリット(内定者側)
・業務への理解が深まる
・入社前に社員と人間関係を築ける
・社会人マナーが身に付く
内定者インターンのデメリット(内定者側)
・自由な時間が制限される
社員さんからは「今のうちに遊んでおいたほうがいいよ」と心配(?)されることが多かったですが、僕は内定者インターンを半年間やって良かったと思います。
上記でご紹介したメリットは、内定者インターンに参加していなければ得られなかったものだからです。
現在内定者インターンをするか迷っている方はぜひご参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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