『ノンゼミ(ゼミ未所属)は就活で不利』という噂の真相は?
『ノンゼミ(ゼミ未所属)は就活で不利』という噂の真相は?
みなさん、こんにちは。なまけものです。
今回のテーマは『ノンゼミ学生の就活』です。
突然ですが、みなさんは大学のゼミに所属していますか?
全員が所属しなければいけない大学もあれば、僕の大学のように必須ではないところもあるかと思います。
ゼミに所属するか否かを自分で選べる大学では、就活の時期になるとある噂がまことしやかにささやかれます。
その噂とは「ゼミに所属していない学生は就活で不利になる」というものです。
ただでさえ不安な就活。
ゼミ未所属の学生(ノンゼミ学生)にとって、この噂は更に就活への不安を煽るのものとなります。
そこで今回はノンゼミ就活生の不安を解消すべく、ノンゼミ就活生だった僕が『ノンゼミ(ゼミ未所属)は就活で不利』という噂の真相を明らかにしていきたいと思います。
ノンゼミ就活生の皆さんはぜひご一読ください。
ノンゼミとは
ノンゼミとは、大学でゼミに入っていない学生のことを指します。
学外活動(ボランティア、インターン、部活など)に取り組むために自主的にノンゼミを選択する人もいれば、ゼミに所属するための選考に漏れてノンゼミを余儀なくされた人もいます。
僕は就きたい職業が変わり、ゼミではその分野を学べないと考えノンゼミを選択しました。
ノンゼミは就活で不利と言われる理由
では、『ノンゼミ学生は就活で不利』と噂されるのはなぜなのでしょう?
一般的には、以下のような理由からノンゼミ=就活で不利と考えられているようです。
ノンゼミは就活で不利と言われる理由
・企業から評価されにくい
・教授のコネが使えない
・先輩からの就活情報を得られない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
企業から評価されにくい
”企業から評価されにくい”というのが「ノンゼミ学生が就活で不利」と言われる一番大きな理由ではないでしょうか。
就活中の採用面接では、必ずと言っていいほど「大学生活で一番頑張ったことは何ですか?」という質問をされます。(この質問への回答は合否に大きく影響します)
ゼミに所属している学生であれば、ゼミで研究している内容とそこで頑張っていることを話すこともできます。
では、ノンゼミの学生は?
学外活動を頑張っている人であれば問題はないですが、特に何もしていないという人は話すことがありません。
「頑張っていることが明確にわかるゼミに所属する就活生」と「特に学外活動も行っていないノンゼミ就活生」。
どちらを企業が評価するかは一目瞭然ですよね。
教授のコネが使えない
少し言い方が悪いかもしれませんが、ゼミに所属している学生は”教授のコネ”を使えることがあります。
人にもよりますが、大学の教授は企業と太いパイプを持っていることが多いです。
そのゼミの教授が繋がりのある企業に対して、「ウチのゼミの学生が貴社を受けたいと言っているんだけど、、、」と声をかけてくれることは確かに起こりえます。
教授がおすすめしてくれる学生ですから、企業側も信頼を置いて当然ですよね。
現に僕の友人もこの教授のコネを使い、某大手コンサル会社に内定をもらいました。(本人談)
ノンゼミ学生は基本的にはこのコネを使うことができません。
先輩からの就活情報を得られない
「就活は情報戦」と言われている通り、”先輩から得られる就活情報”は非常に価値のあるものです。
大学のゼミには20~30人程度の学生が所属しているため、ゼミに所属している就活生たちは先輩たちから簡単に就活の情報を収集することができます。
中には先輩から就活の進め方まで教わったという人までいました。
しかし、ノンゼミかつノンサー(サークル未所属)の就活生は、同じ大学の先輩の就活情報を集めるのにも一苦労です。
また、ゼミやサークルに所属している就活生は、先輩から企業の選考を通過したES(エントリーシート)を見せてもらうということもできます。
『通過したES=企業から評価されたES』ですので、ここから学ぶべきことはたくさんありますよね。
これに関しては僕は就活ノートというサービスを利用して、なんとか乗り切ることができました。
無料で各企業の選考に通過した人のESを見ることができますので、「ESを見せてとお願いできる先輩がいない!」という方はぜひ利用してみてください。
ノンゼミは就活で不利という噂の真相は?
上記の『ノンゼミは就活で不利と言われる理由』を見てもわかる通り、”何も行動(準備)せずに就活に挑むノンゼミ学生は就活で不利”です。
(当たり前と言えば当たり前ですね)
しかし、ノンゼミかつノンサー就活生だった僕ですが、「しっかりと就活に向けて準備しておけば不利ではない」と断言できます。
ノンゼミが持つ唯一のメリットは、かなしいかな『暇な時間がたくさんある』ことです。
ゼミに所属している学生は『ゼミの講義時間』『課題』『ゼミ合宿』『ゼミ飲み』などなど、ゼミ関連のことで多くの時間を取られます。
当然その時間中は就活に向けた対策をすることはできません。
つまり、ノンゼミ就活生たちは、このゼミに使うはずだった時間を有効に使うことさえできれば、”ノンゼミでも不利ではなくなる”。
さらに言えば”ゼミに所属している就活生よりも早く有利に選考を進めることができます”。
なお、就活生が暇な時間にやるべきことはこちらの記事でご紹介しております。
ノンゼミは就活で不利という噂の真相は?
〇何も行動・準備せずに就活に挑めばノンゼミ就活生は不利
-なぜ不利なのか?
〇ノンゼミだと以下の状況にあるから
・企業側から評価されにくい
・教授のコネが使えない
・先輩から就活情報を得られない
-では、ノンゼミ就活生はどうするべきか?
〇ゼミに使うはずだった時間を就活に費やす!
時間を有効に使うには
では最後に、ノンゼミ就活生が”何に時間を費やすべきなのか”をご紹介します。
僕の場合は以下のことに時間を使い、就活の準備をしていました。
1.頑張ったことのエピソード作り
先ほども言いました通り、「大学生活で頑張ったことは何ですか?」という質問は面接でほぼ100%聞かれます。
ノンゼミ就活生は「ゼミです。」と答えることはできないため、自分で行動を起こしエピソードを作り、答えなければなりません。
アルバイトやボランティアなどでも問題はありませんが、できる限り面接官が聞いていて「面白い」と感じる頑張ったことを話したほうが良い印象を持たれます。
ちなみに僕は『挑戦』をテーマとし、資格取得や滝行を行いました笑
滝行の記事はこちらからお読みいただけます。↓
「どんなエピソード作りをすればいいのかわからない」という就活生は以下の記事を参考にしてみてください ↓
2.就活イベント/エージェントの利用
教授のコネには敵わないかもしれませんが、就活イベントや就活エージェントを利用することによって企業に自分をアピールすることができます。
個人的には、就活イベントに参加することもでき、そのあとでリクルーター(就活エージェント)が付いてくれるMeetsCompanyへの参加をおすすめします。
なお、MeetsCompanyの詳細はこちらの記事でお読みいただけます。
最後に
今回は『ノンゼミ学生の就活』というテーマで記事を書かせていただきました。
確かにゼミに所属している就活生と比べるとノンゼミ就活生は不利に見えるかもしれません。
しかし、自分の行動次第では有利にすることだってできます。
「どうせノンゼミだし」などと諦めずに、空いた時間を就活の準備に使ってみてください。きっと本番では有利に選考を進めることができます。
最期までお読みいただきありがとうございました。
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